痛風発作の起こる根本的な問題には、高尿酸血症が隠されているのです。痛風発作は尿に溶けきれなかった尿酸が結晶したものが関節に沈着して起こるいわゆる関節炎と呼ばれるものなのです。
そして、発作は数週間で治まったとしても、その奥に隠れているのは高尿酸血症。これを痛風の痛みがなくなったからと言って薬を止めてしまうと、高尿酸血症を放置するということになり、そうなると、他の合併症を発症してしまう可能性が出てくるのです。そうならないためにも病院からもらった薬を勝手に止めてしまうのはやめましょうね。
そのまま放置しておくと、痛風発作が出る期間が早くなってしまうかもしれないですので。
そして、溶けきれなかった尿酸は結石となり、腎臓にまでも達しかねません。そして、痛風腎となり、腎臓に多大な悪影響を与えます。
そしてまた、尿路に溜まってしまえば尿路結石となるのです。痛風にかかった人の尿路結石になる確率は通常の健康な人の何倍も高いのだと言えます。もし、自覚症状が表れればそれはもうだいぶ進行しているのかもしれません。
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